カバラ数秘術とは?
ピタゴラスが「数字の学問」として研究した数秘術。
最初はわたし達が思っているような
占いの姿はしていませんでした。
それが時代の変化とともに
現代の占いのような形態へと
変化していきました。
それに貢献したのが
「ユダヤ人」です。
この記事では
カバラ数秘術を取り上げていますが
カバラとはユダヤ思想である
神秘主義の考えのこと。
カバラという言葉はヘブライ語で
という意味があります。
つまりユダヤ人が
神様からの教えを基に
数字に着目をして
様々な予見に使った占いが
「カバラ数秘術」ということです。
4種類の人生を表す数字と計算方法
カバラ数秘術において重要なのは
① 才能数(過去数)
② 本質数(現世数・ライフパス)
③ 課題数(未来数)
④ 1年のテーマ
この4種類の数字です。
1つずつ解説していきます。
過去数(才能数)
過去数の計算方法は、
生まれた日を1桁になるまで足す
(ゾロ目はそこでストップ)
例)1992年4月17日生まれの場合
17日生まれなので
1 + 7 = 8
つまり過去数は8
とってもシンプルにこれだけです。
29日生まれの方は
2 + 9 = 11
ゾロ目はそのままなので
11が過去数となります。
そして過去数から分かることは、
- 得意なことや才能、能力
- 強みや得意分野
- 基礎や土台、第一印象
- 自分を客観視したときのイメージ
過去=これまで経験してきたこと
と捉えるので
得意なことや能力が現れる数字
とされています。
ライフパス(現世数・本質数)
ライフパスの計算方法は、
生まれた年月日を1桁になるまで足す
(ゾロ目はそこでストップ)
例)1992年4月17日生まれの場合
1 + 9 + 9 + 2 + 4 + 1 + 7 = 33
つまりライフパスは33
このケースの場合は
計算結果がゾロ目だったので
33がライフパスです。
それでは例えば結果が
32だった場合はどうなるのでしょう?
ゾロ目ではないので
さらに計算します。
3 + 2 = 5 ですので
ライフパスは5です。
ライフパスから分かることは、
- 自分の本質、核となる考え
- キャラクター
- 人生の大きなテーマ
- 最も影響を与える数字
未来数(課題数)
未来数の計算方法は、
生まれた月日を1桁になるまで足す
(ゾロ目はそこでストップ)
例)1992年4月17日生まれの場合
4 + 1 + 7 = 12
1 + 2 = 3
つまり未来数は3
未来数はこれから
経験することを表すので
この数字からは、
- 課題、目標
- 苦手なこと
- 人生後半のテーマ(主に60代以降)
- 無意識に向かう方向
を推察します。
1年のテーマ
1年のテーマの計算方法は、
占いたい西暦年と生まれた月日を1桁になるまで足す
(ゾロ目はそこでストップ)
例)1992年4月17日生まれの方
2021年の運勢を知りたい場合
2 + 0 + 2 + 1 + 4 + 1 + 7 = 17
1 + 7 = 8
つまり2021年のテーマは8
ここで注意したいことが
1つあります。
それはテーマが変わるのは
何日からか…ということです。
一般的には1月1日からと
思いがちですが、
数秘術の場合は誕生日です。
つまり2021年の4月17日から
8というテーマがスタートします。
その日までは
2020年で計算した数字
7がテーマとなります。
- その年の課題
- 傾向や進んでいく方向
- 注意した方が良いこと
ライフパスを使った占い方を
詳しく記事にしました。
数字の意味など
詳しく記載しています。
まとめ
カバラ数秘術は現代において
最も多様されている
数秘術の流派と言えます。
それくらい占いやすく
また的確に多様な答えを
導くことが出来ます。
ぜひまずは身近な方から
数秘術で占ってみてください。
どんどん占うことが
上達への何よりもの近道です。