人が人から
何かを教えてもらうとき
言葉を使います。
そこには単に情報だけではなくて
込められた想いとか
その人の歴史であったり
心構えとか、
たった1つの単語、一文でも
すごく色んなものを
受け取ることが出来ます。
その時に大切なのは
尊敬だと思うんですね。
尊敬の気持ちがないと
込められてるはずの何かが
知らず知らずのうちに
手からこぼれおちてしまいます。
それを踏まえてなんですけど…
優れた質問というのは
「相手に気持ち良くなってもらう」
質問だと思います。
気分が乗ったら
あれやこれやと
答えちゃうじゃないですか笑
(優れた、なんて単語を使うのは
本当におこがましいのですが
伝わりやすいので)
ぼく昔バンドやってまして、
5歳くらい下の
すごく慕ってくれてた
男の子がいたんです。
その子と仲良くなったキッカケは
ぼくのライブにすごく感動してくれて
初対面なのにいきなり
「一番好きな曲なんですか!?」
って聞いてくれたんですよ。
酔っ払ってたのもあって
ぼくの音楽への愛情が爆発しまして
すごく話しちゃったんですけど笑
そういうことだと思うんです。
彼すごくピュアな気持ちで
聞いてくれたんだと
思うんですね、そのとき。
そのピュアな気持ちが
多分すごく大事で
・格好つけようとか
・良く思われよう
っていう感情があって
質問すると
ぎくしゃくした雰囲気に
なってしまう。
気になったことを聞くだけでもダメで
そこには相手に対する
尊敬の念が
必要なんだと思います。
優れた質問は優れた回答に勝る
